花猫風月詩酒に酔う  浮雲の読書人 桃水ブログ  

25禁  大人向けのブログの為、25歳未満のお子様は、閲覧ご遠慮ください。個人の見解であり、真実と異なる場合もございます。

真ん中もっこり水曜日  21,9,22

乗船場に近づくと、海際にうずくまっている踊子の姿が私の胸に飛び込んだ。 傍に行くまで彼女はじっとしていた。黙って頭を下げた。 昨夜のままの化粧が私を一層もっこりさせた。 眦の紅が怒っているかのような顔に凛々しさを与えていた。 「もっこり伊豆の…

あの頃、星が輝いていた。  21,9,21

スターの言葉 【オードリー・ヘプバーン氏】 私は平たい胸が嫌いでした。 あまりに細すぎて、胸といえるほどのものがなかったのです。 そういうことだけで、女の子はひどく内気になってしまうものなのです。 思い出の歌 【秋の気配】 オフコース あれがあな…

路上のポエム  21,9,20

【宮沢賢治氏】 雨ニモマケズ 雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ 愁ハナク 決シテ瞋ラズ イツモシヅカ二ワラッテヰル 一日二玄米四合ト 味噌ト少シノ野菜ヲタベ アラユル͡コトヲ ジブンヲカンジョウニ入レズ二 ヨクミ…

愛すべきものすべてに  21,9,19

聖書の言葉 神はアダムに向かって言われた。 「お前は女の声に従い、取って食べるなと命じた木から食べた。 お前のゆえに、土は呪われるものとなった。 お前は、生涯食べ物を得ようと苦しむ。お前に対して、 土は茨とあざみを生えいでさせる、野の草を食べよ…

白露 末候 玄鳥去  21,9,18

つばめさる 南方から渡って来て、子育てを終えた燕が、 南の国に帰り始める頃。 おはぎとぼた餅 秋分の日にお供えするおはぎは、春にはぼた餅と呼ばれます。 この二つは同じものですが、昔は、秋に収穫したての小豆を、 そのまま粒あんにしたのがおはぎ、冬…

金曜恋歌   21,9,17

【金曜恋歌】 恋すれば わが身は影と 成りにけり さりとて人に そはぬ物ゆゑ (古今和歌集 恋歌) 恋焦がれて私の身体はやせ細り、物影のになってしまった。 影になったといっても、愛しい人には添えないくせに。 秋の夜長、素敵な女性を隣に、 本を読みながら…

桃艶の教養  21,9,16

桃の実を見て、猥褻だと感じてしまう大人のあなたに… 「凄いというよりも…すんごいよ。」「ゴクッ」 【当て取り】あてどり 実際に性器を当てて行う性行為 破礼句 【穴・孔・竅】あな 女陰、または膣口の俗称 借金の 穴を娘の 穴で埋め 佳撰開十八品(かせんぼ…

真ん中もっこり水曜日  21,9,15

女弁士が豆洋燈(ランプ)で説明を読んでいた。直ぐに出て宿へ帰った。 窓敷居に肘を突いて、もっこりしながら夜の町を眺めていた。暗い町だった。 遠くから絶えず微かに太鼓の音が聞こえてくるような気がした。 わけもなく涙がぽたぽた落ちた。 「もっこり伊…

あの頃、星が輝いていた。  21,9,14

スターの言葉 【ジェームスディーン氏】 僕にとって唯一の成功、人間の偉大さを決定するただ一つのものとは、 不滅性なんだ。自分の業績を歴史に刻むこと、何世紀も色あせないものを、 この世に残すこと……それが偉大さなんだよ。 思い出の歌 【悪女】 中島み…

路上のポエム  21,9,13

【ヴェルレーヌ】 堀口大學訳 かえらぬ昔 思い出よ、思い出よ、僕にどうさせようとお言いなのか? その日、秋は、冴えない空に鶫を舞わせ 北風鳴り渡る黄葉の森に 太陽は単調な光を投げていた。 僕らは二人っきりだった、僕らは夢見心地で歩いていた。 彼女…

あなたを忘れたい

夕暮れの放課後 校庭を帰る あなたとあの子の後ろ姿 一人 教室の窓から 見送った 叶わぬ恋とは分かっていても 心のどこかで期待している そんな思いを断ち切りたくて 辛い現実 心に刻む 黄昏の街 私は一人家路を急ぐ 出会いは同じでも 経験不足 男の子に か…

白露 次候 鶺鴒鳴  21,9,12

せきれいなく 鶺鴒が鳴き始める頃。 イザナギとイザナミに男女の交わりを教えたことから、 恋数え鳥ともいわれる。 人をあまり怖がらないのか、割と近くで寄ってきます。 旬の野菜 【山芋】 自然薯とも言われ、粘りがあり、とろろにして食べるのが一般的。 …

もうひとつの土曜日  21,9,11

いつか言葉に撃たれて 【アントニオ猪木氏】 目的のために、多少の事なら手段を択ばず、 という姿勢が必要だ。 懐旧の情 【高輪】 高台に繩手道(古代は縄を使って道を測量しており、 真直ぐで長い道をこう称した)があるので「高縄」と呼ばれ、 それが転じて…

金曜恋歌  21,9,10

【金曜恋歌】 こひしねと するわざならし むばたまの よるはすがらに 夢に見えつつ (古今和歌集 恋歌) これは、私を恋焦がれて死なせようとしているのですか。 夜は夜通し夢に見せながら、少しも逢ってくれないというのは。 若者の恋愛が乾いて見える。 いや…

桃艶の教養  21,9,9 

桃の実を見て、猥褻だと感じてしまう大人のあなたに… 「凄いというよりも…すんごいよ。」「ゴクッ」 【吾手】あて 吾が手という意味で、自慰行為という意味がある。 【吾手入れ】あていれ 女性の自慰行為。 【吾手掻き】あてがき 男性の自慰行為。 【吾手抉…

真ん中もっこり水曜日  21,9,8

二十歳の私は自分の性質が孤児根性で歪んでいると厳しい反省を重ね、 その息苦しいもっこりに堪え切れないで伊豆の旅に出て来ているのだった。 「もっこり伊豆の踊子(抄)より」 付箋の跡 【寺山修司先生】 愛情は虚構です。 それは、つかまえどころのないも…

白露 初候 草露白  21,9,7

はくろ 白露とは、大気が冷えて来て露を結ぶ頃。 ようやく残暑が引いていき、本格的に秋が訪れます。 くさのつゆしろし 草に降りた露が白く光って見える頃。 重陽の節句 九月九日は重陽の節句。 菊の節句で、長寿を祈る日です。 昔は旧暦で数えたので、菊の…

路上のポエム  21,9,6

【寺山修司先生】 さすらいの途上だったら 荒磯暗く啼くかもめ われは天涯 家なき子 ひとり旅ゆゑ口ずさむ 兄のおしへてくれし歌 さよならだけが人生だ 流るる雲を尋(と)めゆかば たどりつかむか 冥界に ひとを愛するさびしさは ただ一茎(いっけい)のひなげ…

愛すべきものすべてに  21,9,5

聖書の言葉 人は言った。「ついに、これこそ、わたしの骨の骨、わたしの肉の肉。 これこそ女(イシャー)と呼ぼう。まさに男(イシュ)から取られたものだから。」 日曜詩歌 【高杉晋作先生】 遥かに思う梅樹と櫻花とを 魂は海東の舊酒家にあり 過眼景光無限の恨…

もうひとつの土曜日  21,9,4

いつか言葉に撃たれて 【野村克也氏】 「叱る」と「褒める」は同義語だ。 情熱や愛情がないと、叱っても、 ただ怒られているというとらえ方をされる。 懐旧の情 【六本木】 外国人の多い夜の歓楽エリア。 六本木の由来については、不明な点が多い。 かつてこ…

金曜恋歌  21,9,3

【金曜恋歌】 夢の内に あひ見む事を たのみつつ くらせるよひは ねむ方もなし (古今和歌集 恋歌) せめて夢の中で、愛しい人に逢う事を心頼りにして暮らした夜も、 眠ることが出来ず、夢の中でさえ逢うことが叶わないことです。 クールビューティな女性が好…

処暑 末候 禾乃登   21,9,2

こくものすなわちのぼる 田んぼの稲が黄金色に輝くように実り、 穂を下に垂らし始めます。 禾 禾とは、稲などの穂先に生えている毛のことです。 稲や麦、稗、粟などの穀物の総称でもあります。 旬の果物 【梨】 日本では「日本書紀」に登場するほど歴史が古…

真ん中もっこり水曜日  21,9,1

ふと私の足元にしゃがみこんで袴の裾を払ってくれた。 私が急に身を引いたものだから、踊子はこつんと膝を落とした。 屈んだままの私の身の周りをはたいて廻ってから、 掲げていた裾を下ろして、大きい息をしてもっこりしている私に、 「お掛けなさいまし」…

あの頃、星が輝いていた。  21,8,31

スターの言葉 【長嶋茂雄氏】 多少開こうが開くまいが、打てばいいんだ。 どんなに良いフォームでも、打てなきゃ何にもならないんだから。 思い出の歌 【少年時代】 井上陽水さん 夏が過ぎ 風あざみ 誰のあこがれにさまよう 青空に残された 私の心は夏模様 …

路上のポエム  21,8,30

詩になる言葉 【暖か】あたたか あたたかき 暖むる 暖膝を 暖もりの 温し(ぬるし) 底温き ぬるみける 風温くこそ 日の陰ぬるき 少熱(ぬる)くは出でず ぬくみしずかに 暑し(あつし) 暑かはしき 暑げなる 暑き日中を 暑さぞまさる 風さえ暑し 炎暑を避くる 日…

愛すべきものすべてに  21,8,29

聖書の言葉 主なる神は言われた。 「人が独りでいるのは良くない。彼に合う助ける者を造ろう。」 日曜詩歌 【文屋康秀】ぶんやのやすひで 平安時代の歌人、六歌仙の一人。 吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を 嵐といふらむ 吹き始めるとすぐに、秋…

処暑 次候 天地始粛  21,8,28

てんちはじめてさむし ようやく暑さがおさまる頃、といわれますが、 最近は温暖化の影響で、あとひと月ぐらい、 厳しい暑さが続きますね。 砂浜 海水浴客も少なくなる、夏の終わりの情緒を楽しめる、 この時期の砂浜は、デートの穴場でもあります。 裸足で歩…

夜雨

アイシテルと 指で書けば 鏡に映る やつれた姿 片恋ならば 夜明けは早く 眠れなければ 夢でも逢えない 降り出した夜雨が 窓を叩き 今夜も一人 眠れない 思うほどに あなたは遠く 届かぬ想い 枕を濡らす こんなにも こんなにも あなたが好き 苦しいくらい 切…

金曜恋歌  21,8,27

【金曜恋歌】 思ひやる さかひはるかに なりやする まどふ夢ぢに あふ人のなき (古今和歌集 恋歌) あなたを思う心が広がりすぎたせいでしょうか。 夢路を彷徨っても、あなたと出会うことがありません。 ラブレターとしての詩は、中学時代から書いていたけど…

桃艶の教養  21,8,26  

桃の実を見て、猥褻だと感じてしまう大人のあなたに… 「凄いというよりも…すんごいよ。」「ゴクッ」 【温める】あたためる 温かくする。転じて同衾する、性交する事。 破礼句 温めて くんなはしろと いうの也 佳撰開十八品(かせんぼぼじゅうはちぼん) 【茄子…