花猫風月詩酒に酔う  壊れかけの教養 狂奇冴感 桃水ブログ

人類の欲望のつけを払わされる世代への言葉集  大人向けの為 小人の閲覧禁止 個人の見解であり、真実と異なる場合もございます。

夕日は赤く

心に秘めた恋 その名を呼べば

むなしく返るは谺よ     (岩谷時子先生)

 

現代の詞はとても言葉が多い。

 

私なども詩を書くとき、

一つの言葉を書くと、

沢山の可能性が消去されるので、

とても怖く感じます。

 

例えば、「風船が飛んだ」を、

「赤い風船が飛んだ」にすると、

青や黄色の可能性は消去される。

 

昔の作詞家は、

受ける人の想像に任せる技術が絶妙で、

言葉を少なくすることで、

詞の世界を広げる。

 

現代の詞は無駄な言葉が多く、

詞の世界を窮屈にしている。

 

「夕日は赤く」

この曲、初めて聴いたとき、

映画を見終わったような感覚を覚えたが、

歌詞をみたら、たった百文字程度。

すっかり、詞に酔わされてしまった。