花猫風月詩酒に酔う  浮雲の読書人 桃水ブログ  

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愛と性交

若い頃、男性はセックスで女性を満足させられるだろうかと、不安に思うものだが、

女性もまた、自分の身体で男性を射精させられるか、不安に思っているらしい。

 

学生時代は時間もあるが、社会に出れば、八時間労働と言っても、

通勤時間を合わせれば、十二時間以上仕事に拘束される。

愛を育む時間などなく、ホテルの休憩二時間などの情報から、

お互いの性欲を満たすことが、愛を確かめ合うことにすり替えられる。

 

自分を取り囲むすべての情報を取っ払って、愛する人に何を望むか考えてみた。

僕の場合は、愛する人が視界に入っているだけで心が満たされる。

ただ、その姿を見せてくれるだけで、幸せな気分になる。

いつも姿を見せてくれること、つまり一緒にいてくれること。

それだけでいい気がする。

 

もう一度やり直せるとしても、自由に使える時間が少なすぎて、

愛だと言いながら、性欲を満たすことのように思われてしまう。

愛する人にそう思われるのは、とても悲しい事。

身体などなくなって、心だけ寄り添えたら愛しさが伝わるかも。