花猫風月詩酒に酔う  浮雲の読書人 桃水ブログ  

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純愛

今は、世間の荒波にもまれて、すっかり禿げてしまい見る影もないが、

若い頃は、竹下通りや横浜の元町を歩くと、

やれ写真を撮らせてくれとか、芸能界に興味はあるかとか、

やたら人に声をかけられた。

写真は許したがスカウトは全て、有名になりたくないと断った。

 

女子とのデートで竹下通りに行きたいというので、

そっちはやめようと言ったが、引っ張っていかれたら、

案の定たくさんの人に声かけられて、

その子も学校で言いふらして大変なことになった。

 

中一の頃、僕はまだセックスというものを全く知らなかった。

校舎の裏や、女子トイレの個室に連れていかれ、

べろべろ顔中舐められ、僕の手を股間や胸に持って行って触らせた。

そんな同級生の女子が何人もいた。

 

ある日クラスメートがうちに来た。僕らの他に誰もいなかった。

布団を敷いて二人横になっていたら、彼女が服を脱ぎ始めた。

「なんだ、暑いのか?」と聞くと、僕も脱げという。

タオルケットにくるまり、裸の体を触りあっていると、

女の子の息が荒くなり、はぁはぁと言い始めた。

「風邪ひいたんじゃないか?服着た方がいいよ。」といって、

服を着させた。まもなく彼女は自分の家に帰った。

訳が分からなくて、自転車屋のおじさんに相談した。

そうしたら、所謂裏ビデオを見せてくれて、

女に恥をかかせたと、こっぴどく叱られた。

女の子の股間はぺったんこのところに、

毛が生えているだけだと思ってた僕は、

そちらの方がショックだった。

 

中三の時、同級生の女の子二人と、

アパートの部屋でウイスキーをロックで飲んでいたら、

女の子二人がお互いの服をいやらしく僕の前で脱がせ始め、

ストリップショーを見せてくれ全裸になった。

学校では美人で通ってた二人だから、

めちゃめちゃエロかった。

 

中三ではセックスが日常になっていた。

人間関係が乱れ、煩わしさから逃れるように、

遠くの男子校に、一人で行くことにした。

中学の友達とは、この時縁を切った。

この頃から、厭世観に襲われ未来を創る気が無くなった。

 

今の中学生を見ると幼く見えるけど、

当時は自分の身体も、女子の身体も、

とても大人に見えた。

 

これが自分の過去なのか…。   

純情…

ばかげている。