花猫風月詩酒に酔う  壊れかけの教養 狂奇冴感 桃水ブログ

人類の欲望のつけを払わされる世代への言葉集  大人向けの為 小人の閲覧禁止 個人の見解であり、真実と異なる場合もございます。

秋夜

秋の夜は長いですね。

夜中に何度か起きても、

まだこんな時間かとなります。

十分寝た感じがありますので読書などしています。

 

山家集に「閑待月」(静かに月を待つ)とあります。

現代は忙しくて、月が出るのを静かに待つ余裕もない。

恋をするにも騒がしすぎる世の中です。

本当に豊かになったのですかね。

 

 秋の夜を 月を雪かと まがふれば 

       露も霰の 心地こそすれ   (西行)

 

また、漢詩では、

 

十五夜月を望む  (王建) 

中庭 地白くして 木に鴉棲み

冷露 声無くして 桂花を湿す

今夜 月明 人尽く望むも

知らず 秋思 誰が家にか在る

 

など。

 

秋の夜長は、詩歌に酔いしれる。

大切な人と、閑な恋に酔えたなら…

 

どんなにいい本も、教科書と言われるとつまらなくなる。

特に詩歌の作者は、それを望んでないでしょう。

気楽に楽しめば、心潤す言葉に出会えるはず。

 

作法を気にし過ぎて、抹茶の味がわからないより、

お湯を注いでしゃかしゃかして、

グイっと飲んで旨味を味わった方がいい。

作法はその後で、やりたい人だけやればいい。