花猫風月詩酒に酔う  浮雲の読書人 桃水ブログ  

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土曜詩歌 2  高杉晋作先生編

春水  (しゅんすい)

細雨瞑烟野橋を過ぐ(さいう めいえん やけうをかぐ)

提に漲る春水は自ら搖搖(ていにみなぎる しゅんすいは おのずからようよう)

微風白梅の樹に吹き渡り(びふうはくばいの じゅにふきわたり)

花は波頭に點じて香未だ消えず(はなは はとうにてんじて こう いまだきえず)

 

細い雨がぼんやりと降っていて、

黒い煙が立ち込めたようである。

その中を、田舎の川にかけた橋を通るに、

洋々として堤にあふれ出るほどの春の水があって、

そよ吹く風が、橋畔の白梅の枝を吹くと、

花がちらちらと散って、波頭の上に落ちて、

梅の香りが尚している。

 

 

詩歌というのは作家の感性から発せられて、

受け止める読者の感性で完成する。

 

何か文を書く時、相手がいないより、

相手を思って書く方が気持ちいい。

僕も、あの人を想いながら、

文や詩を作ったときが一番気持ちよかった。

後から気付いたことだけど、

彼女の個性がとても詩的だったと思う。

詩に出てくるような女性が本当にいるなんて。

また彼女のような詩的な女性に、

言葉を贈りたいけど、

自分の健康状態や年齢を考えると、

この世ではもう無理かなと思います。

いい経験をさせてもらいました。

 

本当に素敵な女性だった。