花猫風月詩酒に酔う  浮雲の読書人 桃水ブログ  

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土曜詩歌 4 高杉晋作先生編

問わず人間の狷と狂と  (とわずにんげんのけんときょうと)

誠を塵世に致すは是忠良 (まことをじんせいにいたすはこれちゅうりょう)

請う看よ紅紫満園の色  (こうみよこうしまんえんのいろ)

獨櫻花の國光を存する在り(ひとりおうかのこっこうをぞんするあり)

 

狷は、きびきびして感受性が鋭すぎるさま。

狂は、普通の方を超えてスケールが大きいさま。常識にとらわれないさま。

塵世は、汚れている世。この世。俗世。

紅紫は、種々の美しい色

國光は、国の名誉、栄光、威光。

 

心に報国を志し、身に尽忠を行う。

その人狂に似て狂にあらず、そのひと狷に似て狷にあらず。

忠良の民たらんには誠をこの塵世に致さざるべからず。

彼の園中の花を見よ。

李はん杏紅美は美なれども、

桜花の国光有るにしかざるに非ずや。

見は是日本男児なれば、彼の桜花の如く、

報国の光を世にあらわしてこそ、

初めて忠良の人と称すべきにはあらずや。

 

狷とか狂とか言葉で着飾らなくても、

塵世に誠を通せば忠良といえよう。

この国に美しく咲くたくさんの人々を見て欲しい。

ただ、この国の威厳を守る桜のように咲くのは僕一人だけだ。

と、僕は勝手に訳しています。