花猫風月詩酒に酔う  浮雲の読書人 桃水ブログ  

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土曜詩歌 5  高杉晋作先生編

大西叔父の病を問ふ

病境養間應に是詩なるべし(びゃうきゃうやうかんまさにこれしなるべし)

主人の心事我先知る   (しゅじんのしんじわれまづしる)

喫茶し去る何ぞ淸福なる (きつさしさるなんぞせいふくなる)

塵凡を脱却するも亦一奇 (ぢんぼんをだつきゃくするもまたいつき)

 

病気で暇なのも、亦是一つの詩境である。

茶を飲み去るとは何と淡々たる情味で、

かつ脱俗的な幸福であろう。

かく世間の塵事や凡情を脱却し去って、

彼の腐肉の徒より高き事、

一階の別天地に逍遥するも、

また奇とするに足りるではないか。

 

高杉晋作先生の詩もいいんですが、

この詩は、峯間鹿水先生の訳がかっこいいので、

そのまま紹介させていただきました。

詩境や塵事や凡情などがいいですね。

 

病気と言えば父のことなのですが、

頸椎損傷から手足麻痺になり寝たきり状態、

自分の体温調整もできなくなり、

食事も細く、半年持たないみたい。

肺に水がたまり、治療も辛いと嘆いているので、

延命は行わないつもりでいる。

健常者から障害者、しかも手足動かなくなった時、

肉体的なケアより、どうにもならない絶望の嘆きを聞かされるのが、

物凄く辛いことだと知った。

父が亡くなれば、母と僕だけになる。

青森に母の兄弟がいる。僕の体調も悪いので、

雪が解けたら、青森に移住することになると思う。

自分の命もそこまでだと思う。