花猫風月詩酒に酔う  浮雲の読書人 桃水ブログ  

25禁  大人向けのブログの為、25歳未満のお子様は、閲覧ご遠慮ください。個人の見解であり、真実と異なる場合もございます。

死について

もう、何人も看取ってくると、

残されるもののつらさが身に沁みて、

死にゆく人が羨ましく思えてきます。

結構、俗世の浅はかな教えにより、

死は不幸、生きることが幸せと、

疑うことなく信じています。

意外と世の中の教えは、

逆さまに考えるとしっくりするものが多い気がします。

昔、誰かの言葉で、

「死という最高の瞬間を目指して人は生きる。」

という言葉を読んだことが有ります。

当時はぴんと来なかったのですが、

今になると、見識の有る言葉だと思います。

生きる苦しみも、生きる喜びも、

死という最高の瞬間を先延ばしするためにある。

そう思えば、こんな汚れた世界に、

子供を産むということも悪いことじゃないように思えてきます。

一人に一つずつ、約束された死があり、

学問をし、恋愛をし、スポーツをし、

いろんなことを経験し、自らを高め、

その死を最高のものにする。

そんな気がします。

 

余談ですが、死が近づくと、男性はたいてい取り乱し、

女性は結構堂々としているように感じます。

ビジネスより、家事全般の方が遥かに厳しく、

心が強くなると感じます。

女性の社会進出は、大変な家事から、

楽なビジネスへの逃走なのだと思います。

恐らく、もう少しすれば、女性の心も弱くなり、

死が近づくに連れて、狼狽える人が多くなると思います。