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人類の欲望のつけを払わされる世代への言葉集  大人向けの為 小人の閲覧禁止 個人の見解であり、真実と異なる場合もございます。

古教心照 吉田松陰先生編 士気七則

現代に淘汰されずに残る古い時代の教えは、人間学として、

現代より何段も上を言っている気がしますので、

その時代の先生と呼ばれた方の言葉を紹介していきたいと思います。

最初は吉田松陰先生の士規七則から。

 

冊子を披繙せば、嘉言林の如く、躍躍として人に迫る。

顧ふに人読まず、即読むとも行わず、荀に読みて之を行はば、

則ち千萬世と雖も得て尽くすべからず。

ああ、復何をか言はん。

然りと雖も知る所ありて、言はざること能はざるは人の至情なり。

古人はこれを古に言ひ、今、我これを今に言う、亦何ぞ傷まん。

士規七則を作る。

 

書物を開けば、そこに人間が学ぶべき立派な教えを見ることができる。

しかもその内容は、読む者の心を打つのである。

考えるに、人々は折角の書物を読もうとせず、

また読んだ者でも、其の読んで得た知識を行動に表すことをしない。

真実、書物を読んで、その知識を実践したならば、

幾千万年にわたって実践しても実践しつくすことは出来ないのである。

ああ、ことさら何を言うべきではなく、実践すればいいのである。

しかしながら、真実、知っていたならば、そのことを言うのは、

まさに人間に情である。

昔の人は昔の人なりに言い、今私も私の言葉を述べることとしよう。

何も気に留めることはないのである。

よってここに士規七則を作る。

 

来週につづく。