花猫風月詩酒に酔う  浮雲の読書人 桃水ブログ  

25禁  大人向けのブログの為、25歳未満のお子様は、閲覧ご遠慮ください。個人の見解であり、真実と異なる場合もございます。

土曜詩歌  

生命の有る處、至る處に韻律がある。

水のせせらぎにも、風のささやきにも、雲の行き来にも、

日の輝きにも、人間の感激の中にも、やるせない苦悩の中にも、

不思議な韻律があって、振動に富む言語文字を以て自らを表現しようとする。

その優れた表現は、これに接する人々の感情の共鳴を高め、

直感の光を遠くし、思索を深め、世の中の打算や仕事の焦燥から人を救って、

ほのかな慰めや、時にゆかしい憂愁に誘う。

これは道徳の峻厳、信仰の崇高にも和して、人間の生活を浄化し、

精神を救う美の一種で、人々はこれを詩という。

詩は外部感覚の世界とは違った、一つの内部的経験と秩序の世界を造り、

利害打算や、機械的な思考、衝動的な感情などの有害な副作用から、

人間の生命を和らげ、現実の枯渇をうるおすものである。  (安岡正篤先生)

 

詩とはなにか。その答えとなる名文だと思います。

ラブレターが、僕にとっては詩だったのだと思います。

あの子に恋心を伝えよう。例えば蛍を使ってこの思いを伝えよう。

蛍のことを、いろんな文献から調べ、ノートに書いていくうちに、

物語が出来上がる。調べたことを繋いで、削って詩が出来る。

その詩に、僕の想いを乗せることが出来たら彼女に見てもらう。

想いが伝わると、それはそれは嬉しいものです。

だから、名誉とか、お金とか、彼女の弱点とか、

彼女の自由を奪うものがなければないほど、

受け入れてもらえた時の喜びが増します。

無理矢理の人は、この喜びを知ることはないのだろう。

 

今でも、調べて言葉を並べることはできますが、

肝心な、それに乗せる感情がもうないのです。

この世で感動することはないと思うので、

もう詩を書くことはないと思います。

あの世で天女にでも恋したら、書いて贈りたいと思います。

 

過去に詩を書く時に使った資料から調べたものが、

宙ぶらりんの状態でしたので、それではもったいないので、

順次、このブログにあげていきたいと思います。

アイドリングみたいなものですが、

お暇がありましたら、たまには覗いて下さい。