花猫風月詩酒に酔う  浮雲の読書人 桃水ブログ  

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立春 末候 魚上氷  21,2,13

うおこおりをいずる

暖かくなって氷が割れ、魚が飛びあがる頃。

 

明日はバレンタインデーですね。

これは、元々同じ時期に行われていた古代ローマの豊穣祈願祭ルペルカリアを、

起源とするとされる。

ルペルカリア祭は好色で知られるパン神に由来されるものなので、

大っぴらに男女の性交が許される特別な日だった。

青年たちは女性の名前を記した紙をくじ引きして、

当たった女性と一夜を共にしたのである。

もちろん中世にはこれほど乱暴な交際手段はとられなくなったが、

意中の異性に手紙を渡す習慣として残されていた。

日本人にも多くのファンがいる聖バレンタインは、

伝承によれば三世紀にローマで殉教した聖人なのだが、

実は同じ名前でしかも同じ日に殉教した聖人が二人いる。

一人は総督の娘の視力回復を祈りでなおした聖人。

もう一人は雄弁家の息子のてんかんをなおした聖人。

どちらの聖人も恋愛と関係ないのですが、

聖人の祝日の二月十四日、ルペルカリア祭等といろいろ混じり合って、

中世末期から恋煩いに悩む若者がこの聖人に祈りを捧げ、

愛の呪文として聖バレンタインの名が唱えられたそうです。

 

バレンタインデーに恋文を渡す女の子も多いのですが、

一度に何十通の重い思いを読むと、

男の子はどよーんとして気分が落ち込むので、

チョコレートだけか、サラッとした言葉がいいと思います。

恋文は、誕生日、クリスマス、バレンタインなど、

集中する日は避けた方が効果があると思います。

 

年取ると恋の炎はなかなか燃えませんし、

身体もあちこち痛く不自由になるので、

温泉と眠ることが楽しみになってしまいます。

若いうちにどうぞ恋を楽しんでください。

 

素敵な恋の歌を一つ

思ひつつ ぬればや人の 見えつらむ 夢としりせば さめざらましを

                            (小野小町)

  あの人のことを思いながら寝たので、

  現実にあっているように見えたに違いありません。

  それが夢とわかっていたら醒めないでいましょうものを。

 

ではでは、

ハッピーバレンタイン!