汚れた世界に背を向けて

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土曜詩歌 21,3,13

傘のうち   島崎藤村先生

二人してさす一張の

傘に姿をつつむとも

情けの雨のふりしきり

かわく間もなきたもとかな

 

顔と顔とをうちよせて

あゆむとすればなつかしや

梅花の油黒髪の

乱れて匂ふ傘のうち

 

恋の一雨ぬれまさり

ぬれてこひしき夢の間や

染めて燃ゆる紅絹うらの

雨になやめる足まとひ

 

歌ふをきけば梅川よ

しばし情けを捨てよかし

いづこも恋に戯れて

それ忠兵衛の夢語り

 

こひしき雨よふらばふれ

秋の入日の照りそひて

傘の涙を乾さぬ間に

手に手をとりて行きて帰らじ

 

島崎藤村先生の詩は、

与謝野晶子先生も影響受けたというように、

読むといろいろストーリが浮かんでくるものですね。

でも、僕が一番よくアイデア生れる本は辞書だったりします。

だから珍しい辞書すぐ買ってしまうので、

結構いろんな辞書持ってます。情報量が違いますね。