花猫風月詩酒に酔う  浮雲の読書人 桃水ブログ  

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日曜詩歌  21,3,21

自ら喜ぶ       白楽天

身慷(ものう)くして勉強しがたし

性拙くして遅迴し易く

布被 辰時に起き

柴門 午後に開く

 

忙は能者を駆りて去り

閑は鈍人を逐いて来る

自ら喜ぶこと 誰か能く会せん

才無きは才有るに勝る

 

 

ものぐさな身ゆえ無理に頑張るのは苦手。

不器用な性でぐずぐずしがち

せんべい布団から辰の刻あたりに起きだし、

柴の門は昼過ぎになって開ける 

 

忙しさは有能な人を駆り立てて行き、

閑暇はのろまの後について来る。

この満足の思い、わかる人はいまい。

無能であることは有能であることに勝る。

               

 

僕の大好きな漢詩

無能で世間から相手にされないことが、

幸せな事だと教えてくれる詩。

 

歌人を訪ねる】

藤原良房 (804~872)

平安前期の廷臣。藤原冬嗣の子。

大政大臣、摂政。

 

 年ふれば よはひは老いぬ しかはあれど 花をし見れば もの思ひもなし

   年月を経ると年齢は老いてしまったけれど。

   満開の桜の花を観ると、なんの憂いもない。