花猫風月詩酒に酔う  浮雲の読書人 桃水ブログ  

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春分 末候 雷乃発声  21,3,30

かみなりすなわちこえをはっす

春の訪れを告げる雷が鳴り始める頃。

 

稲妻

昔の人は、雷の光が稲を実らせると考えていたらしい。

 

立春後、初めてなる雷を「虫だしの雷」というそうです。

春が訪れたというのにまだ眠っている虫たちも、

雷の音で起きだすと考えられていたみたいです。

 

オタマジャクシ

子供の頃「蛙の子は蛙」などと言われると、

「蛙の子はオタマジャクシでしょ?」と聞き返したものです。

その形から御玉杓子と言われていること、

知らない人多いみたいです。

 

葬儀

先日、父の葬儀を行いました。

まだ袖を通していなかった黄色いシャツを着せてあげて、

白い菊やユリの花や、啓翁桜を棺にいれて、

華やかに送ることが出来ました。

思い出がいっぱいで淋しくなりますが、

子供の頃から覚悟していたことなので、

大きな役目を一つ終えることが出来たと、

安堵の気持ちが不思議と強い気がします。

 

振り返れば、いい家に生まれたと思う。

うちの家族は、自分の事は差し置いて、

他人を優先してしまうから、損ばかりしてきたけど、

だからこそ、幸せな家庭だった。

僕は本当についていた。全てに感謝します。

 

僕の身体は衰えてきたけど、

中身は大分出来上がってきたと思う。

総合的にはここから十数年が自分のピークだと思う。

浮かれず謙虚に自分を完成させたいと思います。

遅ればせながら、いまがきっと本当の旅立ちの時。

 

 まてといふに ちらでしとまる 物ならば なにを桜に 思ひまさまし

                       (古今和歌集 春歌下)