独りの時は、ほんとの出会い ~いつか言葉に撃たれて  桃水ブログ 

         大人のブログですので、子供の閲覧禁止。         個人の見解であり、真実と異なる場合もございます。

日曜詩歌  21,6,13

寺山修司先生】

ひとりぼっちがたまらなかったら

 

私が忘れた歌を

誰かが思い出して歌うだろう

私が捨てた言葉は

きっと誰かが生かして使うのだ

 

だから私は

いつまでも一人ではない

そう言いきかせながら

一日中 沖のかもめを見ていた日もあった

 

 

六十歳が二十歳の詩を書くことはできるが、

二十歳が六十歳の詩を書くことはできないと思う。

六十歳は二十歳の感覚を経験しているが、

二十歳は六十歳の感覚を経験していない。

六十歳は六十歳の世界を正しく判断できるが。

二十歳は六十歳の世界を正しく判断できない。

なぜなら、二十歳にとって六十歳の世界は未知の世界であり、

想像することしかできない世界なのだから。

誰もが経験しないファンタジーは作品にしても否定されないが、

六十歳の感覚は沢山の人が経験している現実の世界なので、

二十歳の人が想像で的外れなことを書けば、正しく否定されてしまう。

特に文学において若さとは、未熟と言う事だと思う。