L'oiseau Bleu

あらいざらいを捨ててしまって、いちばん大切なものを探しにいく。 大人以外の閲覧禁止 個人の見解であり真実と異なる場合もあります。 他言禁止。個人でお楽しみください。

土曜詩歌  22,11,26

土曜詩歌

中原中也先生】

悲しき朝

河瀬の音が山に来る、

春の光は、石のようだ。

筧の水は、物語る

白髪の媼にさえ肖てる。

 

雲母の口にして歌ったよ、

背に倒れ、歌ったよ、

心は涸れて皺枯れて、

巌の上の、綱渡り。

 

知れざる炎、空にゆき!

 

響の雨は、濡れ冠る!

 

…………………

 

われかにかくに手を拍く……

 

 

 

 

【ネタのタネ・三分作詩】

いつも心に絶望を…

希望が人を動かし

絶望が人を止めるというなら

希望ばかりじゃ疲れてしまいます。

 

時には絶望に浸って

自分を休ませて

 

希望と同じ分だけ

いつも心に絶望を…

 

【詩人】

狂気じみた詩人の逸話をよく聴くけど、

いずれにしても、温泉とカピバラに憧れる、

僕のようなのんびりした詩人の話は聞かない。

もしかしたら、詩人じゃないのかも…。

 

 

【白蓮さんの歌】

風吹けば ちるかとおもひ 君こすは 

  別るることを おもふ夕くれ

 

詩は、人間の生命を和らげ、

現実の枯渇を沾すものである。

 

小説家は長距離ランナー。

詩人は短距離ランナー。

だらだら言葉を並べる小説家より、

短い言葉で決められる詩人の方が優れている。